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2014年5月1日 木曜日
/ / ネブライザー
先月 23 日に届いたネブライザー オムロン NE-C30
アレベール吸入用溶解液 0.125%
1回 2ml 1日 3回 の処方指示がありました
小さいのに音が吸引機よりも大きく五月蠅い
携帯性も良く車移動の時も使用可能
酸素吸入器と合わせ外出時は車へ積み込み移動
車中で酸素吸入器はカテーテルを外し直噴謝で兄にも良いようです

2014年5月2日 金曜日
安定はしているが
食事は咽少なく逆流も鎮まっている、しかしいつ何時何が起こるかわからない
兄の通院時には菊ちゃんも連れて行かねばならず気候の変動や梅雨時期、猛暑期と
厳しい事になっている

2014年5月3日 土曜日
悪質な車いすマーク駐車場使用
買い物と気分転換を兼ねてバナナ食を携行し島忠ホームズ草加舎人店へ行きました
車いすマークの場所へ元気な子供世帯が止めて元気よく店内に入っていきます
そうかと思えば車を店内車道の店舗入り口前に止めて多少歩きに遅い面のある高齢者と家族を降し
車は運転手一人で車いすマークの駐車場へ止めて帰るときは運転者一人で駐車場から車を
店舗入り口に移動して家族を乗せて御帰還あそばしました
日本人は韓国の旅客船沈没や鉄道事故うんぬん騒いでいるが
日本人自身の社会倫理観没落は何とも思っていない
それこそ世界に恥ずべき行為ではなかろうか

2014年5月4日 日曜日
よくも ここまで 卑劣に なれるものです
都営団地の集会場室内に放置されていました、おそらく高齢者が集会場を利用して
何らかの理由により置いて帰り何らかの理由により引き取りにこれなくなったのでしょう
数か月にわたり置きっ放しになっていましたが先月でしょうか集会場側室外に出されていました
先月末ごろ団地内から消えました
4月30日に数十メートル離れた菊ちゃんの往診病院へ行くと病院側の他自治会一般住居地域の
ゴミ集積場へ清掃局の警告文が貼り付けられた歩行器があるではありませんか
羞恥心、倫理観の無き者ども自治会役員すらしてこの程度です
自治会役員すべて雁首そろえて引き取りに行くべきと心得ますが皆様は
いかが思いますか。

2014年5月5日 月曜日
生きた心地がしない
午後呼吸困難に陥り側臥位タッピング・吸引を繰り返す血中酸素が低く危険な状態
酸素吸入開始、咽こみが「パタッ」と治まり Spo2 98% まで上がり安定を取り戻す
夕食後強烈な咽せがあり救急処置を行う
もう終わりかと思えるほどの症状に覚悟を決めるが精いっぱいの処置をほどこす
かろうじてこの世の領域に留まってくれました心底から疲れます

2014年5月6日 火曜日
肺炎の兆し
数日前から呼吸がおかしくなり小型の酸素濃縮機を使用していたが
連続運転には向かずオーバーヒート気味になる
痰も多く対応に苦慮
疲れる

2014年5月7日 水曜日
バラと菊ちゃんの お昼ごはん
少ない量で如何にして栄養を補うか思うにつれ心が痛みます
昨夜半額で買ってきた海栗の半分をお粥と磨り混ぜ長芋とろろで
トロミ付けをして食べさせると咽ずによく食べました
その後のゼリー飲料を70ml 位飲ませたところで咽こみあり
吸引にてこずる気の抜けない事態が続きます

2014年5月8日 木曜日
母の日のプレゼント
年も菊ちゃんの長女からカーネーションが届きました

反面おりこうさんの娘からは今年も送られてこないでしょう
菊ちゃんの様態厳しきものがあります
今年・今月・今週・今日を乗り切ってと祈り願うものです

2014年5月9日 金曜日
きびしい状況
食事は逆流、水分も逆流
なす術がありません抗生剤を服用させて炎症を抑えているがいつまで持ちこたえられるのか
それでも明日は伴って兄を病院へ
連れていかねばなりません
これが現実の社会です
菊ちゃんの長女から昨日に続き
送られてきました飲み込み困難を
知ったのでしょうゼリー状のフルーツセットです心ある贈り物です

2014年5月10日 土曜日
兄の通院付き添い
バナナ・長芋とろろ・カロリーメイトゼリーと擂り鉢セット吸引機に酸素ボンベ、酸素発生器を
車に積み込み菊ちゃんを伴って兄の通院付き添い思ったより早く済んで昼前に帰宅
流石に疲れ仮眠2時間ほど寝て昼食介助
立っているのが辛い夕食前に兄の様子見に行くが不在
何とか歩いて買い物へ出たようでした帰宅後電話で安全確認
疲労度強く厳しさがのしかかっています

2014年5月11日 日曜日
野良猫変死
手術をさせてリリースした猫が二世帯離れたベランダの下で死んでいた
病気でないと思います、食事は問題無く餌やりからもらっていました
外傷はなく太っていました食べたものが原因ではと思います
区役所へ連絡し段ボール箱に布を敷き猫を入れてシャツを被せて赤いバラを添えて
ふたをしました、担当者が引き取って行きました
六年くらい生きていたでしょうか人間に苛め抜かれて死んでいった野良猫は
楽しい事があったのでしょうか野良猫への避妊去勢手術活動は止めといたします

2014年5月12日 月曜日
終焉
菊ちゃんの低いうめき声が続く
往診の医師が駆けつけてくれました
危険な状態であることは私もわかっていましたが医師からその旨告げられると
流石に気持ちがふさぎます
夕方診療所に行き最低水分補給量と最低カロリー摂取量を聞き命閉ざした時の対処法を聞きました
娘たちにはメールで通知、もはや食事とは言えずバナナとカロリーメイトの長芋トトロ磨り混ぜを
少量ずつ流し込み水分ゼリーを微量ずつ口内へ浸みこませるというような有様となりました
15:08 発信したメールの返信着は 23:00 何の返事もなし

2014年5月13日 火曜日
無呼吸
朝のおむつ交換後バイタルチェック
手首での血圧がはかれない
呼吸が 20 秒前後の間隔で無呼吸になったり呼吸したりが繰り返される
血中酸素が 85% から上がらない
呼吸音が悪い酸素吸入は 1.5?をしている
必死の対応処置をするがなかなか良くならず半時ほどして何とか治まる
いつ何時何が起こるかどう対処すべきか闇である
日常的な事であるが社会のルールを守れない人間が存在する
可燃ごみの中に電池、ガラスのコップ
資源ごみのペットボトル等混ぜ入れて出すのがいる
こちらは車のタイヤの放置
だれもしかるべき処置を講じようとしない
ずるい根性の持ち主が大勢住んでいる
足立区都営団地の現状です

2014年5月14日 水曜日
つらい
夕食前のオムツ交換で右下側臥位にしたら

逆流が勃発それも

すこぶる酷い状況で咽くりかえる

背部叩打法(http://www.city.sapporo.jp/shobo/kyukyu/oukyu/sonota-oukyu.html#1)

を実施、吸引機で吸引を何度も繰り返す

過去の経験以上に生命の終わりを感じました

時間がどれほど経過したのかわかりません

三十分以上は過ぎたものと思われます

かろうじて呼吸を回復する

運が良かったとしか言いようがない

訪問看護師に連絡したら夜間にも関わらず

来てくれました安定を確認

しかし危険な状態には変わりなし

水分と食事はもはや出来ない

2014年5月15日 木曜日
今まで延命処置はしないと通してきましたが長女との話し合いで

命の続く限りの処置をやっていくとの結論に達しました

胃瘻を作ることも承諾しますが動脈硬化なども進行しているので

必ずしも可能だとは言い切れません

明日沖縄から長女が来ます長女の意向としては母さんをもっと生きさせてあげたい

との思いが強くあります、その思いがあるなら私はもっと頑張れると話しました

菊ちゃんには過酷な状況を乗り切ってほしいと思います。

2014年5月17日 土曜日
経管栄養のチューブ設置
昨日は失敗に終わった経管栄養のチューブ設置が今日は成功しました
失敗した原因が食道の変形曲がりだったようです
長女が見舞いに来てくれ助かりました、ともすれば精神的な重圧に押しつぶされそうになります
病院に見舞った帰り浅草の三社祭を見物、心が安らぎました

2014年5月18日 日曜日
経管栄養のチューブ設置
病院に寄って菊ちゃんへ声を掛けさせてから東京駅まで送って行きました
菊ちゃん長女を認識しているようで昨日も今日も笑みが見られました
帰宅して一人になったら少し寂しい思いが感じられました

2014年5月19日 月曜日
菊ちゃん悪化
血中酸素が 65%~85% の間を変動して危険な状態が続いている
点滴を大腿部へ移設、沖縄の歌を聞かせても表情は変わらず

2014年5月20日 火曜日
菊ちゃんの見舞い以外は ボケー
脱力感なのでしょうか花への水やりと簡単な手入れ以外は何もする気は無し
肉体的疲労も大きく寝込む時間が多くなりました
これではいけないと思い車いすの作り直しにと買ってあったダイハツ ミラのシートの改修に着手
スライドレール部分を撤去、15 時過ぎ病院の担当医に呼び出され今後の話
何度も同じことをクネクネ話すので不快になる、この医師は判断力が欠けているように思える
菊ちゃんに沖縄の音楽を聞かせてノートパソコンの電池切れで帰宅
日本酒を飲んで何時の間にか熟睡

2014年5月21日 水曜日
菊ちゃんの様態悪し
命の終焉を感じるが立ち直ってほしい
沖縄の音楽を聞かせ夕方帰宅

2014年5月22日 木曜日
雷の音悲しく聞こえます
病室に行ったら着替えの最中で半時ほど待合スペースで待機
同棟の方と顔を合わせて話を交わしたら息子さんが入院との事でした
転入以来十五年みなさん歳月の過ぎゆくに伴って老化しています
一人世帯や母子および父子世帯が増えています
いつしか一人世帯か子供の世帯へと移り又は新しい世帯へと変わるでしょう
私もいつの日かは土に戻るでしょう。
18:43 雷音が轟いています今までにない悲しい音に聞こえます。

2014年5月23日 金曜日
菊ちゃん呼吸困難
病室に入って口腔ケア―用ウエットティッシュで口内を拭き取り
二日前に購入したSDプレーヤーで沖縄の音楽を聞かせていたら痰咽せを起こし危険な状態となったので
ナースセンターの看護師に吸引要請をしたが即応はせず
対応した時は咽込み激しく一層危険な状態となる、看護師一人で吸引を始めたが手に負えないと
察したのか他の看護師へ応援を求め更に担当医師を呼びました
その間に血中酸素は下がり 60% 台まで落ちる、看護師二人掛かりで吸引処置をほどこすが
なかなか回復はせず、この程度の吸引技術では蘇生に不安を持足らずを得ない
手薄になる深夜には私が付き添い適時吸引をしたい旨伝えたが全く反応無し
その後呼吸が戻り安定 30 分以上かかったでしょうか
病院側得意の心不全を言い渡される事を覚悟しておかねばならない
前回強制退院してきたような悪りゃつな病院で無い事がこのような状況でも幸いと思える。

2014年5月24日 土曜日
呼吸の不安定が続く
15 時過ぎに病室へ入る、血中酸素 の波形が乱れて呼吸が苦しそう
沖縄の音楽を聞かせ 15 時前に病室を出る自転車のペタルが重い

2014年5月25日 日曜日
朝病院から呼び出し電話
呼吸が乱れ危険な状態だから至急来るようにとの連絡あり
娘には母危篤のメールを発し覚悟をして病院へ向かう
病室に入ったら持ち直したらしく安定した呼吸で Spo2 100% を示し波形も安定している
蘇生に苦労したらしく吸引した痰に血が混ざっている在宅でも救急吸引対応時にカテーテルで
傷をつけ血混があったがこれほど多くはなかった
二時間おきに吸引をしなければ咽込みがおこり呼吸困難になってしまう
深夜の手薄な時間帯に吸引を行う事は出来ないであろう
昼間でも二時間おきにはしていないようである私がお願いして吸引するという状況である
自動吸引装置を持って行き SD プレーヤーを取り付け 24 時間プレイ設定 、夜間と深夜はお休み
朝、昼、夕も1~2時間の休み 23:00 ~ 24:00 まではプレイ
病院側はよほどの気合を入れて対応しないと菊ちゃんの命終わるであろう。

2014年5月26日 月曜日
今日も痰咽せ発作
15 時を過ぎたあたり病室に入る、正式着替えをしていたので待機
入室すると呼吸が荒い看護師が来て吸引を始めるが一人では対応できないと判断したようで
数人の看護師と医師が対応に大わらわ私は待合フロアで待機
半時以上かかって処置が終わる病室に入ると菊ちゃんの呼吸がまだ荒い
SDプレーヤーのタイムスイッチをセットして 16:30 病室をあとにしました。

2014年5月27日 火曜日
やや安定
昨日の強風とは違い穏やかな天気で荒川と隅田川を自転車で軽やかに超える
15 時病室に入る、菊ちゃん呼吸穏やか靴下とニギニギにタオルケット交換
沖縄音楽はタイムスイッチコントロールで正常に作動しているが残念ながらイャホーンが
離れたところにおかれている

2014年5月28日 水曜日
呼吸困難は今日も続く
痰詰まりで呼吸困難が徐々に始り Sop2 が下がる
ナースセンターのモニターにも現れ看護師が吸引を開始
一人では困難で数人の看護師や医師で対応、長時間の吸引処置をしなければならない
在宅時では一人で同じ事をやっていました私の心臓が音を立ててパクパク激しい鼓動を打ち鳴らしての
昨今の毎日でした、平常心を表して実施している看護師の心中は並々ならぬものと思えます
今回もなんとか切りぬけましたが何時終わってしまうか予断を許せぬ状況が続きます。

2014年05月29日 木曜日
人工呼吸器装着
遂に来る時が来たという思いです
呼吸は安定しているが考えさせられるものがあります娘たちにしてみれば生きていてほしい
との思いがあるでしょう菊ちゃん本人にしたらどのような思いなのでしょうか知る由もありません
苦痛が無いようにと祈るのみで御座います。

2014年05月30日 金曜日
気道切開
13 時過ぎに集中治療室から手術室に向かう菊ちゃんの顔が待合室より見えました
麻酔が効いているのでしょう寝顔でした
15 時ごろ戻ってきました30分ほどして面会
耳元で話しかけると微かな反応あり新たなる介護の始まりです。


2014年05月31日 土曜日
穏やかな顔
13 時過ぎに集中治療室へ入る
人工呼吸器を付け目を開け寝ている菊ちゃんの耳元へ話しかけると微かに表情が変わる
救命装置を付けているせいなのかロボットのような表情に感じました。